ネットワークを設定しよう!!

構築中のLinuxサーバー が、 名前解決 を行うために参照するシステムの優先順位を決定するための設定です。
“/etc/nsswitch.conf”
を編集します。

このファイルには多くのキーワードがありますが、 名前解決 の順序に関する設定は、
38行目の “hosts:” で始まる一行です。
キーワードは他にもありますが、とりあえずは不要ですので説明は割愛します。
“#” で始まる行はコメント行です。

設定行の、
hosts:   files dns
は、 “/etc/hosts” の記述を示す “files” と、 DNSサーバー の記述である “/etc/resolv.conf” を示す “dns” を、スペースで区切って優先する順番に記述してあります。
つまり 構築中のLinuxサーバー は、
1.まず、自分自身をプライベートIPアドレスに名前解決するために、WAN空間のDNSサーバーを利用せずに”/etc/hosts”を使う。
2.次に自分自身以外(インターネット空間)の ホスト を名前解決するために、WAN空間のDNSサーバーを利用する。
という順序で名前解決を行いますからそのままの記述でOKということになります。